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2016-10-16 小松理虔×藤田直哉×影山裕樹 「地域アートとローカルメディアーー地域のクリエイティブの未来とその批評のありかたとは」
『地域アート』(堀之内出版) 『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)刊行記念


昨今、全国各地に様々な芸術祭が誕生し、今年(2016年)は近年まれにみる「芸術祭ブーム」の只中にあるといえるでしょう。そんな地域で開催される芸術祭、アートプロジェクトの情況を批判的に検証する『地域アート――美学/制度/日本』が今年3月に刊行され、話題となっています。

一方、地域振興や移住支援などの情報発信が地方行政にとって重要なテーマとなりつつあることもまた、「地域アート」の盛り上がりとつながりがあるかもしれません。

十和田奥入瀬芸術祭をはじめ、各地の芸術祭やアートプロジェクトに関わってきた編集者が5月に上梓した『ローカルメディアのつくりかた』は、そんな地方で発行・編集される「ローカルメディア」の作り手たちを取材して一冊にまとめた本です。

今回は、福島県いわき市に根ざし「UDOK.」というオルタナティブスペースを運営するかたわら、地域に根ざした様々な情報発信に携わっている小松理虔さんをゲストに迎え、『地域アート』編著者の藤田直哉さん、『ローカルメディアのつくりかた』著者の影山裕樹さんとともに「地域アート」と「ローカルメディア」の関係性と今後の展望を語り合ってもらいます。

【出演者プロフィール】
小松理虔(こまつ・りけん)
1979年福島県いわき市生まれ。フリーランスのライター・広報として、県内のアートプロジェクトや企業のオウンドメディアの運営に関わる傍ら、いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、福島第一原発沖の海洋調査チーム「うみラボ」など、さまざまな企画や情報発信に携わる。『ゲンロンβ』に「浜通り通信」を連載中。共著に『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)。

藤田直哉(ふじた・なおや)
1983年札幌市生まれ。SF・文芸評論家。東京工業大学大学院博士課程修了。著書に『虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』(作品社、2013年)、『3・11の未来――日本・SF・想像力』(編著、作品社、2011年)、『21世紀探偵小説――ポスト新本格と論理の崩壊』(共著、南雲堂、2012年)『ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF』(共編著、南雲堂、2013年)など多数。2016年3月、編著書『地域アート――美学/制度/日本』(堀之内出版)を刊行。

影山裕樹(かげやま・ゆうき)
1982年東京生まれ。雑誌編集部、出版社勤務を経て独立。アート/カルチャー書のプロデュース、ウェブサイトや広報誌の編集、展覧会やイベントの企画・ディレクションなど幅広く活動している。著書に『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)、『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)、共編著に『決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば』(スペースシャワーネットワーク)など。NPO法人 芸術公社、路上観察グループ「新しい骨董」などの活動も。

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