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2018-06-09 伊藤亜紗×高嶺格 「ようこそ『言葉じゃなく肉体が伝わってしまう』世界へ!」 『どもる体』(医学書院)刊行記念
何かしゃべろうとすると最初の言葉を繰り返してしまう(=連発)。それを避けようとすると言葉自体が出なくなる(=難発)。いずれにせよ、しゃべりたいことがあるのに、舌に拒否されている状態です。

伊藤亜紗さんの新著『どもる体』では、〈言葉〉に着目したこれまでの吃音論から、このようなバグやフリーズを起こす〈肉体〉に着目した、かつてない吃音論を展開しています。そのとき、暗闇の中で行き先を照らしてくれたのが「言葉じゃなく間違って肉体が伝わってしまった」という、高嶺さんご自身の吃音体験を表現した言葉。

高嶺さんはこれまで、肉体という「ノイズ」を手がかりに多くの印象に残る作品を発表してきました。「肉体には裏切られ続けてきた」と語る高嶺さんと、「どもる体」そのものに惹かれる伊藤さん。うまくいかない体を抱える私たちにふさわしい心身二元論は、はたして見つかるでしょうか?

【出演者プロフィール】
伊藤亜紗(いとう・あさ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学。もともと生物学者を目指していたが,大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、など。趣味はテープ起こし。インタビュー時には気づかなかった声の肌理や感情の動きが伝わってきてゾクゾクするそうです。

高嶺格(たかみね・ただす)
美術作家・秋田公立美術大学教授。京都市立芸術大学、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。1990年代初頭よりパフォーマンス活動を行い、ダムタイプの作品にも参加。インスタレーションや映像、写真、パフォーマンスや舞台演出など、多彩な手法で表現を展開する。主な作品に、マンガン坑道跡を会場とした「在日の恋人」(2003年)、全盲のガイドと共に鑑賞するツアー形式の展覧会「大きな休息」(せんだいメディアテーク・2008年)、原発事故後の状況をダイレクトに扱った「高嶺格のクールジャパン」(水戸芸術館・2012年)など。

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