2018-07-26
古谷経衡×安田峰俊 「日本と中国、素晴らしき「愛国奴」たちの世界 ――ネット右翼・天安門・ネトゲ廃人」 『女政治家の通信簿』『愛国奴』&『八九六四』刊行記念

ネット右翼研究の第一人者たる古谷経衡さん。最新作の小説『愛国奴』(駒草出版)では、右翼界隈の業界事情をフィクションとはいえ、金回りや人脈含め、リアルに描いています。また、『女政治家の通信簿』(小学館)でも、ネット右翼に愛される一部の女性政治家を痛烈に批判しました。
一方、ルポライター・安田峰俊さんの新刊『八九六四』(KADOKAWA)は、天安門事件活動家たちの「その後」を精力的に取材した労作です。
国を愛するあまりに国家に刃向かった彼らの惨状は、遠い世界の話には思えません。民主化運動を禁じられた人民たちの鬱憤は、ネット空間に吹きだまっているとも言います。
日本と中国の愛国事情を「合わせ鏡」にすることで何が見えるか。
社会運動の限界とは何か。
そして日中のネット空間の「闇」とは――。
実は、立命館大学文学部の同窓生だというお二人(学年は安田さんの方が一学年上)による、赤裸々トークをぜひお聞き下さい。
http://bookandbeer.com/event/20180726/