神戸・岡本

まめ書房

マメショボウ

TEL090-8209-3730 HPhttp://mameshobo.weebly.com 最寄り駅阪急「岡本」、JR「摂津本山」
営業時間11:00〜19:00 定休日水・木 曜日
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音楽 エッセイ ノンフィク  オキナワをうたう 登川誠仁自伝


著 者:登川誠仁・藤田正
出版社:新潮社

沖縄民謡界を代表する唄者の一人、2013年に惜しまれつつ亡くなった誠小(せいぐゎー)こと登川誠仁さんの自伝が、こちら。

三線は7歳、タバコは9歳、酒は11歳で覚えたというウーマク(わんぱく)な子ども時代。
敗戦後は米軍基地でボーイをしながら「戦果」を上げて財をなし、16歳で家まで立てるも、博打で一切を失うという破天荒ぶり。
やがて沖縄芝居の劇団に入り、唄と三線に磨きをかけて、見事なカチャーシーの早弾きで世に出ます。

その後もライブやレコーディングの話、酔っ払っての失敗談、映画ロケでの体験など、抱腹絶倒のエピソードが続きますが、やんちゃな行動の陰からは唄者としての矜持、沖縄の文化や先人への敬意、そして自分を常に客観視する冷静な一面も見えてきます。

唄への、そして沖縄の人々への愛が感じられる一冊。
誠小ファンはもちろん、多くの方に読んでいただきたいと思います。