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2017-06-13 昨日、元沖縄県知事・大田昌秀氏が亡くなられたとのニュースが。
’90年代、平和の礎や平和祈念資料館を建築・改築し、基地のない自立した沖縄を目指す国際都市形成構想や基地返還アクションプログラムなどを提唱したのが大田知事でした。

また、氏は沖縄戦や米軍統治下の沖縄についての研究者でもあり、調査・収集した膨大な資料に基づく70冊以上もの著作があります。
その業績が評価されて、東恩納寛惇賞・琉球新報賞を受賞したほか、今年はノーベル平和賞候補にもノミネートされました。

まめ書房にも、大田氏の著者が何冊かあります。
「鉄血勤皇隊」として体験した沖縄戦の事、米軍に土地を奪われた米軍統治時代の事、そして「復帰」後の事を、多くの証言やデータをもとに平易な言葉で語る氏の著作は、今後も古びる事なく読み継がれる事でしょう。
ご冥福をお祈りいたします。 まめ書房



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