ホホホ座三条大橋店は土地柄・場所柄いろんなお客さまが来られます。
日本各地から、海外から、そして猫。
写真の猫、通称ほっさん(由来:ホホホ座に来るから、あと、なんかおっさんっぽいから)は、ホホホ座の元2階のあった場所にある窓から侵入してきます。現れはじめたのは春ぐらい。それまでは寒くて窓を閉めてたので、実はその辺にいたのかもしれませんがちょっと不明です。大家さん(裏の瑞泉寺というお寺の住職さん)も「見始めたんは今年になってからかなぁ~」とのこと。
とある春の日、あったかくなってきたな~と窓を開け始めてから数日後、「ぅな~ぉ」(注:ほっさんの鳴き方を文字にするとこうなる)と野太い声とともにひょっこりと外からこちらをのぞきこんでいたのがほっさんでした。
おそらく野良なのに丸々としたフォルムに可愛げのない鳴き声、変な、、、いや、愛嬌のある顔(決してブサ猫ではない)。
呼んでも来ない、ほぼ無視。そんな感じでさらに数日が過ぎたころ、いつものようにこちらを見ているほっさんに「お~い」とか「入ってきたら~?」と喋りかけていたら、入ってきた。予想外の行動にめっちゃビビる。
三条大橋店にご来店いただいた方はご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、元々2階建ての住居スペースの天井を取り除き吹き抜けみたいにしています。耐震や見た目の雰囲気も残すために元1階の天井部分に梁があるのですが、それがほっさんにとってのキャットウォークになったようで、これまた予想外にうろうろとうろつき始めたのです。楽しそうやな。
店内にいる人を観察するように箱座りするものの、おデブすぎるため梁からはみ出た体を触ろうと手を伸ばすと、一気に超警戒モード。顔は引きつり、寄り目になり。口は半開き、引っ掻くつもりなのか手をややあげる始末。えー。
ほぼ毎日来ますが、火曜日は来ないことが多いです。
そんなほっさんが3週間ほど現れていません。
うちに来なくても遠くのほうから鳴き声が聞こえてたりしたのにそれもなし。
それはそれでさみしいなぁと思うこの頃なのでした。