文章って魂のっかっててなんだか兎に角すごいという話
 加間衣記 kama iki

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2018-01-25 01:50:59

 

音楽で表現しようとしても、まずは楽器をそこそこ奏でられるようになる必要がある。絵を描くことで表現しようとしても、なかなか”描く”に慣れていないと実際に思い描くものとは違う絵になる。一方文章というのは言葉がわかる人であれば誰でもいつでも書ける一番自分を手軽に示せるものだと思う。大人も子供も、魂があり、自分がある。それをいつだって言葉にできる。いつだって自由だ。

 

先日同居人と文章についてセンスの有る無しで少し討論をした。私は文章というのはセンスではかれないものであって、自分があれば自然に出てくるものなのかなと漠然と考えた。同居人もセンスを感じてしまうような文章というのはあまり魅力を感じないという旨のことを言っていた。

 

いろいろな本がこの世に排出されていっており、文章もたくさん存在している。それをまったくの他人が読めることってほんとにすごいなといつも思う。魂を見てる気がするのだ。そして誰かがその魂を感じた感想をまた発信したりする。

私たちは言葉が喋れるから、他の動物よりすぐれているわけでは決してないと思う。他の動物は本を出版したりはしない。しかし何か私たちと同じように互いの魂を感じるような場面があるような気もする。人間は生きている証を文章で残す。そんな文章たちを私はただただ大事に読んでいきたいのだ。そうして私もまたこうやって文章を残す。生きている。大げさだけどきっとなんかすごい。

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加間衣記 kama iki


1日2本〜4本のスニッカーズを食べながら、人間のことなどを考えています。 そんなこんなで文章を書いています。 やっぱり本と音楽はすごいと思うわけです。 T : https://twitter.com/kama_iki ▲ : http://wadakamari.tumblr.com   ▽ : http://321wa123.tumblr.com

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