神戸・岡本

まめ書房

マメショボウ

TEL090-8209-3730 HPhttp://mameshobo.weebly.com 最寄り駅阪急「岡本」、JR「摂津本山」
営業時間11:00〜19:00 定休日水・木 曜日

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2019-08-24 第二時大戦終盤の1944年8月22日。
沖縄から本土に向かった疎開船「対馬丸」が、米潜水艦に撃沈されました。
乗船していた約1,500人が死亡、その半数は学童疎開の子ども達。
沈没後も救助は行われず、筏などに掴まった子どもは数日間漂流して、生死の境をさまよう恐ろしい体験をします。

最終的に助かった人は約280名、そのうち児童は59名。元の1割以下でした。
沈没は軍により極秘とされ、生き残った子ども達も口外せぬよう固く命じられます。
事件が知られるようになったのは戦後15年も後、また海中の対馬丸が発見されたのは1997年でした。

戦争を始める時、政府は国民を守るため・愛する人を守るための戦いだと言うでしょう。
しかし戦争になれば、政府の体面を守るために国民の命が犠牲となり、愛する人やこども達も無残に殺される…今も海中に眠る対馬丸が、その事を静かに訴えているように思うのです。