社会 教養 暮らし 沖縄のまじない
著 者:山里純一
出版社:ボーダーインク
沖縄では、ビルの壁面に「石敢當」と彫られた石板がはめ込まれていたり、民家の軒先に大きな貝殻が吊るされているのを見かける事があります。
実は、これらは「魔除け」のまじない。
他にもお札やシーサーから、葉っぱや縄を使ったものまで、沖縄には様々なまじないの慣習が今も息づいています。
そんな魔除けや呪文・呪符の種類や歴史を詳しく教えてくれるのがこの本。
豊富な文献やフィールドワークから導き出された論考はとても興味深く、神様や魔物と近い暮らしをしていた昔の人々の様子が窺い知れます。
観光旅行だけではわからない、沖縄のマジック・ワールドをあなたも覗いてみませんか?