東京・西麻布

Rainy Day Bookstore & Cafe

レイニー デイ ブックストア アンド カフェ

TEL03-5485-2134 HPhttp://www.switch-pub.co.jp/rainyday/ 最寄り駅地下鉄「表参道」
営業時間11:00~19:00 定休日月曜、火曜(祝日は営業いたします)
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エッセイ  『職業としての小説家』

¥1944(税込)
著 者:村上春樹
出版社:スイッチ・パブリッシング

村上春樹がはじめて本格的に、自身の小説の現場と、それを支える文学への、世界への考えをめぐって語り尽くした、読者待望の一冊が登場する。その名も『職業としての小説家』──
世界的に高い知名度を誇りながら、これまで多く神秘のヴェールに包まれてきた<作家・村上春樹>のなりたちを、全12章のバラエティ豊かな構成で、自伝的な挿話も存分に盛り込みつつ、味わい深いユーモアとともに解き明かしていく。

 芥川賞、ノーベル賞など、時に作家の周辺をいたずらに騒がせてきた「文学賞」の存在について、彼自身はどう考えているのか。なぜ、どのような形で、ある時から日本を出て、いかなる試行錯誤と悪戦苦闘を経ながら、世界へ向かう道を歩みはじめたのか。<3.11>を経たこの国のどこに、問題があると見ているのか。そもそもなぜ、彼は小説家という不思議な職業を選び、以来、40年近くの長きにわたり、衰えぬ創造力で書き続けているのか──

 それらすべての問いに対する、村上春樹の誠実で力強い思考の軌跡が、ここにある。