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2019-05-15 今日は、沖縄が「日本復帰」した日。
1972年5月15日、米軍統治下にあった沖縄が日本に返還されたのです。 終戦後、米軍は沖縄の土地を強制収用し、軍事を優先させる政策をとってきました。
日本に復帰したのちも、沖縄には広大な米軍基地が残り、大きな負担を強いられ続けています。

こちら「報道カメラマンが見た復帰25年 OKINAWA沖縄」は、琉球新報のカメラマン・山城博明氏による報道写真集。
タイトルからもわかる通り、’98年の発行です。 広大な基地や米軍機の事故など、基地問題に関する写真が多く挙げられ、「復帰とは何だったのか」との著者の想いが強く伝わってきます。

この本からさらに20年以上の際月が経った今、沖縄はどう変わったのか。 もし今、復帰46年の写真集を編んだとしても、同様に基地に苦しむ沖縄の姿が浮かび上がる物にならざるを得ないでしょう。

基地問題の「当事者」は沖縄ではなく、沖縄県外の人間=自分である。 私達一人ひとりがそう意識して考え、行動する事で、次に作られる「復帰後の写真集」こそは違った物になるはずだと、私は信じます。 まめ書房



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