2019-06-26
表層的な美を拒絶した先にある津軽。
本州最北端、その地に生まれ育った写真家・柴田祥による写真集『津軽再考』。そこに存在していたもの、今はもう存在しないもの。少しずつ移ろいゆく故郷を記録した、かつて津軽を撮った孤高の写真家・小島一郎に捧げる一冊。道音舎より。
数枚の写真とテキストで構成された、柴田祥、写真家自身の随筆集『別冊 津軽再考』もあわせて入荷しました。殺伐とした静かな故郷の景色に向けて綴られた文章たち。雪の積もる様子すら変わりつつあるという著者の静かな語りから、津軽を撮る理由を見出すことができます。ぜひ、写真集と合わせて。
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恵文社一乗寺店