Vol.2 スタンダードブックストア
心斎橋

街の本屋さんに美学生が訪れ、お店を紹介しながら、気になる1冊を探すというシンプルな企画です。前回ご紹介した「スタンダードブックストア心斎橋」の店内は広く、前回に引き続き第2回目の今回も同店を特集します。

ナビゲートしてくれるのは、同志社大学4回生の弘中沙也加さん。

弘中 沙也加 さん

同志社大学法学部法律学科 4回生
「第10回ミス小野小町」「平成26年度愛染娘」といった経歴を持つ弘中さん。ダンスの全国大会での優勝経験もあるそうで、しとやかさとともに抜群の運動神経も兼ね備える。
http://bigakusei.campus-web.jp/binan-bijo/4971/

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地階フロアも、1階に
負けないくらい面白い

前回は1階フロアを紹介し、
地階に降りるところで終了。

エスカレーターを降りてすぐのところには、
服やカバン、靴など、ファッションアイテムがずらり。

長方形の地階販売スペースの壁四方は
背の高い書棚で、奥にあるカフェとの
間仕切りにもなっている棚には
主に雑貨が並べられる。
その間仕切りが切れたところがカフェの入り口で、
入り口手前に地階のレジカウンターがある。

左上から時計回りに、地下1階の入り口からの風景/エスカレーターホール右手の壁沿い/一番奥の棚/カフェとの間仕切りになっている棚は雑貨が中心。

本格的な本探しがスタート

エスカレーターホールを右手に、
まずは壁沿いの通路を歩く弘中さん。
卒業旅行の行き先を検討中ということで、
目にとまった「旅・海外」コーナーで
旅関係の雑誌を手に取る。

1つ隣の通路に、コーヒーやパンなど
カフェ関連本が並ぶコーナーを発見。
「パン好き」というとことで、
弘中さんはこちらの棚も念入りにチェックする。

ちなみに、中央部の各棚は
壁周りの書棚より一段低く作られ、
全体の視認性を高めている。
エスカレーターホールから
奥に行くほど雑貨が多くなっていく。

広い店内をくまなく歩き、
お気に入りの本を探す

文芸書コーナーの奥に
動物関連の書籍コーナーを発見。
犬好きという弘中さんは
犬関連の本を探す。

そのほか、住宅関連の本など、
いろんな棚を見て、数冊の本と雑誌を
セレクトした弘中さん。
それらを持ってカフェに向かいます。

100席あるゆったりとしたカフェで、
本の中身を確かめる

「本をしっかりと探したいときも、ゆっくりとくつろぎたいときも、最適の空間だと思います」

地階のカウンターの奥にあるカフェ。
ここに購入前の本や雑誌を持ち込み、
喫茶を楽しみながら読書ができるのも
同店の魅力のひとつ。

フードを注文することも可能で、
カレーやタコライスなどのご飯ものはもちろん、
ケーキやサンドイッチなどもすべて手作り。
食材は添加物未使用のものを中心に選び、
安心で美味しいものが提供される。

読み終えた本は「書籍返却棚」へ(写真右の棚)。

カフェを出て、
再び地階フロアへ

マグカップやシェイカー、メジャーカップ、
食器、弁当箱、バッグ、Tシャツなど、
いろんな雑貨が本と同居するスタンダードブックストア。

地階カウンター付近は、
小物入れ、アクセサリーのほか、
特に文具が充実している。

「本もだけど、やっぱり雑貨も気になります」




「本当にいろんな雑貨があって楽しいですね」

ガラスケースの中には
万年筆とペンを中心に、
時計やカメラ、小さな地球儀など
さまざまなものが陳列され、
見ているだけでも楽しい。

お気に入りの一冊

『パリ犬』 著者:酒巻 洋子 出版社: 産業編集センター

旅やパン、住宅などのコーナーを中心に
見ていた弘中さんが、最終的に選んだ一冊は
『パリ犬』(酒巻 洋子・著)。

いろんなワンちゃんがパリの街を
案内するという趣向のガイドブックだ。

「パリは卒業旅行の候補地のひとつ。犬も大好きで、その2つがあわさったこの本を選びました」




この日が初めての訪問だったという弘中さん。
「本はもちろん、それと同じくらい雑貨が充実していて驚きました。カフェの席も多くて落ち着くし、ここに来たら1日もあっという間に過ぎていきそうですね」

その言葉通り、今回の撮影を通じて“いろんな楽しさのつまったお店”であることが改めて実感できました。

おしまい

※店内の様子は撮影時のもので、レイアウトは定期的に変更されます。

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